2004年2月22日に、韓国ソウルにて韓国語版『 CULDCEPT™Ⅱ EXPANSION 』の韓国大会が開催。
ついに海外で開催されたカルドセプトの大会。 開発元である大宮ソフトも会場に応援にいき、大会は大盛況だったぞ。
オフィシャルサイトでは、韓国の熱き戦いを大宮ソフトの神宮氏がレポート。
さぁ、韓国セプターの戦いをチェックだー！
韓国大会レポート
大宮ソフト 神宮
今回、韓国で行われた大会にご招待され、観戦させていただきました。いやー、初めての韓国、よかったです。食べ物はおいしいし、セプターの方々もスタッフの方々もみんないい人ばかりで。願わくは、少しは観光もしたかったですね（笑）。
今回、会場に入った時には、個人戦・同盟戦の決勝二つを残すのみとなっていましたが、会場には大会参加者と応援者で６０人くらいのセプター達が集まってくれていました。日本での大会よりも若干小さめでしたが、熱気はある意味日本以上だったかもしれません。韓国セプターの方々は、試合中などにも声援を送ることに躊躇しないんですねー。我々大宮ソフトのメンバーも熱い歓待を受けました。なんか、海外アーチストにでもなった気分でした（笑）。
また、セプターの中に日本語ができる方が数人いたのには驚きました。Ｑ＆Ａコーナーで大宮が質問を受けた時、専門的な内容になり通訳の方が困ってしまったことがあったのですが、セプターの方が代わって皆に通訳してくれていました。脱帽…。
とにかく皆さんカルドを楽しんでくれているようで、とても嬉しかったです。特に、カルドのバランスについて、何度もお褒めの言葉をいただきました。「じゃんけんのように、最強というものが存在しない」ところが良いとも。ありがたいことです。ちなみに、韓国ではシーボンズが人気クリーチャーだったようです。確かに排除しにくいですからね。シーボンズは私も好きなキャラの一つで、そもそもゲームチューニング担当の猿楽庁さんに「ＨＰを１０減らせ」と言われたのをそのまま強行した経緯があるくらい。でも、出したら勝ちと言うほどでも無いし、まあ、ぎりぎりセーフじゃないですか？
韓国でネットゲームが流行っているのは良く知られた話ですが、実は「ボードゲームカフェ」というのも流行っていて、若者たちが集ってボードゲームを楽しんでいるのです（いや、実際見てびっくりしました。しかも女性が多い！）。ネットゲームも含めて、対戦をするということにかなり積極的なお国柄なのではないかとも思いました。今回の対戦もそれを反映してか、かなり攻撃的なプレイが目立ったような気がします。でも、対戦に慣れているせいか、負けても明るいのがいいですね。
次のページでそれぞれの対戦を総括してみたいと思います。もっとも、所詮私の主観なので、セプターの皆さんにはリプレイを見ていただいたほうが良いかもしれませんね